まずは、この動画をご覧下さい。
外国の方がアップした、とあるアミューズメントマシン(若しくはカジノ用ゲーム機)の紹介映像。動画タイトルなどを見る限り、英国エレクトロコイン社の「パチコン」を紹介した動画のようです。
盤面には「RADIAN」と書いてあるので、これが機種名でしょうかね。昔、数学の授業で聞いたような響き…。
動画に付された解説文では、「flick ball game」(玉をバネで飛ばす遊技)との説明もあります。
盤面中央に配されたリールの各絵柄や独特の回転音、それに当り時のファンファーレからみて、ユニバーサルのパチコン「ジェネシス」(1992年)がベースになっていると思われます。結構懐かしい音が鳴ってますよね。
ジェネシス(ユニバーサル・1992年、「パチコン」…6段階設定付き、ヘソ釘なしw)
大当り絵柄は、以下の通りです。
先行機「GIGA」(瑞穂)の大当り絵柄は、3・5・7の3種類だけでしたが、2代目はだいぶ豪華になってましたね。
「6段階設定付き」というパチスロ的なスペックは、残念ながらあまり人気が出ず…連チャンもなかったしね。
(あ、一部の裏○ノは、バシバシ連チャンしてたようです。)
GIGAには「チューリップパニック」という電チューパカパカ状態がありましたな。一方、ジェネシスでは「7」「BAR」で当った場合に、次回大当りまで電チュー確変状態になる「チューリップラッシュ」に変わっていました。
一般的には「不人気機種」のレッテルを貼られていますが、個人的には嫌いじゃない機種でしたよ。
さて、冒頭紹介した動画を良く見ると、リール図柄はジェネシスと全く同じで、リール下に電チューも付いてます。
やはり、「ジェネシス」がベースのアミューズメント機(カジノゲーム)であることは、ほぼ間違いないですな。
ただ、肝心のゲーム性については、本家ジェネシスと「RADIAN」とは、だいぶ違うようで…。
動画から推測するに、「RADIAN」はヘソに玉を入れてリールを回転させるタイプでは有りませんね。ベットボタンを押すとスタンバイ状態になり、下段のハンドルを回すと自動的にリールが回転します。それと同時に玉が5発打ち出されるのですが、これがゲーム性に大きな影響を与えている感じはしません。
あくまでも、1ゲームにつき「リールを1回転させる」というのが、本機の基本的な遊戯性なんでしょう。まぁ、玉の打ち出し自体には、演出的な意味合いがあるのかも。たまにアタッカーがパッと開くのは、日本のゲーセン仕様のパチンコでも見られた機能ですな。ひょっとして、台湾パチンコ的な「前兆」アクションか?(笑)
で、リールに絵柄が3つ揃うと、所定枚数のメダルが払い出される仕組みです。払い出しについては、7…30枚、BAR…20枚、ブドウ…14枚、スイカ…10枚、ベル…8枚、オレンジ…4枚、リンゴ…2枚となっているようです。英国の機械ですから、払い出しの単位が「£」(ポンド)となっていますな。
動画では、確率が結構甘めに設定されているのか、次から次へとリーチが掛かって大当りしていますね。払い出しが少ないので、これでも普通なんですかね。昔のパチ屋でジェネシスをこんなペースで当てていたら、速攻でドル箱を重ねてウハウハ状態だったでしょう。店員に肩を叩かれて「ちょっと事務所まで…」のパターンも、十分あり得ますが(笑)。
うーん、ぜひ一度、この香ばしい英国式マシンを触ってみたいものだ…パチコンだから、やっぱり設定付きかな。それと、チューリップラッシュのような確変状態があるかどうかも、一度検証したいですねぇ。
皆様も、海外旅行などの折に本機に遭遇する事があれば、ご報告頂きたいと思います。ただ、かなり古い機種のようなので、ひょっとすると、もう設置されていない可能性も…。
ほいでは、また。